暇人、大学生活をちょっと楽しくする戯言

大学生活をより楽しく充実したものにするため、面白そうなことを探して書いていこうと思います。

大学生のうちに理解しておかなければならないこと

どうも、ハニワです。

 

昨日は大学で人生の大大大先輩からお話を聞く機会がありました。

 

その方は、50年程前に大学を卒業し、すばらしいキャリアを経て、今回私たち学生にお話をしていただきました。

 

熱き議論の果てに…

その方が学生のころには、宇宙には果てがあるのかなどといったことから、多岐にわたることについて夜通し学生同士で議論をし、挙句の果てには殴り合いにまで発展するような激しい討論を行っていたそうです。

たとえ大喧嘩になったとしても、学生同士朝になれば何事もなかったように授業を一緒に受けて、夜になればまたけんかという風に、まるで兄弟のような関係がそこにはあったそうです。

いまの学生にはそれほど熱を持って議論をする人はかなり少ないと思います。でも、その議論の中で大切なことを得ることができるのだとおしゃっていました。

 

英語は飛び込んで学べ

その方はシンガポールの大学なのでも仕事をなさっており、シンガポールでは中国系の人が多いことから中国語はもちろんのこと、英語も堪能に話せる人が多いそうです。

日本では中学、高校と6年間も英語を学んでいるにもかかわらず、英会話ができるようにはまずならないでしょう。日本での英語教育はかねてから指摘はありますが、やはり間違っているといわざるを得ません。

英語に限りませんが、会話力を上げるためには話せる人と積極的に話していくことが重要になってきます。とりあえず飛び込んで行って学ぶことがとても大事なのです。

 

専門性は最強の武器

「狭く深く」というように、ひとつのことを学び、深めていくことは大きな武器になります。やはり専門性があったほうが圧倒的に強いのです。幅広い知識も確かに大切なのかもしれませんが、浅い知識なら今の時代ネットですぐに調べることができます。

一つ一つの事柄が、あまり関連がなさそうに見えても、実は深いところでつながっていることが世の中にはたくさんあります。本当に大事なのは、そこに気づいてそれぞれの要素をどううまく結びつけていくか。そういう力がこれからの社会で必要になってくるのです。

 

Japan was No.1

30年ほど前は、日本の製品は世界でもNo.1でした。でもそれはあくまでも昔の話。

今はというと、大手企業も様々な事業から撤退したり、買収されたりと、中国をはじめとするアジア諸国や欧米にだいぶ引けを取ってきました。

今までは自動車が日本を支えてきましたが、今、その次の支えがないのです。これでは日本はますます沈んで行ってしまいます。

もちろん日本の製品にも素晴らしいものはたくさんあります。

しかし、日本は確実に落ちてきているということも事実です。

日本の現状をしっかりと理解し、次の行動を起こすことがこれからの課題になってきます。

 

勉強の仕方を身に着ける

大学でももちろん勉強をしていきます。それが企業に入って活かせることもあるでしょう。でも、大学で学んだことだけで通用するはずがありません。企業に入れば大学以上に勉強していかなければなりません。そんなときにどうやって勉強すればいいのかがわからないとまるでダメです。大学在学中に勉強の仕方を学ぶことが、将来につながる学びとなるのです。

 

50年なんてあっという間

今回お話をしてくれた方とは50歳年が離れているわけです。50年と聞くと長く感じますが、全然長くない。50年なんてあっという間に過ぎ去ってしまいます。人生には30分だってボーとしている時間はないのかもしれません。もちろん休息は必要ですし、常に真剣に取り組んでいく必要もありません。それでも人生には限りがあるわけです。

それに気づいてどう行動するかが試されてきます。

 

能力=性格

よく頭がいいやつが能力が高いといわれます。果たしてそうなのでしょうか。

会社に入ってしまえばいろんな人が役割を決めて仕事に取り組んでいきます。人にはできることとできないことがあります。できないことは人に助けてもらえばいいのです。

何も自分一人ですべてできるようになる必要なんてありません。

性格がいい人には、ついつい困っていたら手を差し伸べてあげたくなります。助けてあげたくなります。教えてあげたくなります。

そういう感情にさせる性格、それが能力なのです。